レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年9月末基準)
2020年9月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国株 Buy
2 新興国株 Buy
3 日本株 Buy
4 先進国債券 Buy
5 新興国債券 Sell
6 日本債券 Sell
7 日本リート Sell
8 先進国リート Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国株に50%、新興国株に50%配分するポートフォリオを構築します。
先月と同じなので、トレードは発生しませんでした。
9月の株式相場は弱含みましたが、債券やリートよりもレラティブストレングス・シグナルの強さを維持しています。
3月末からの上昇が際立っているので、急落がない限りは、株式のシグナルの強さはしばらく続きそうです。
波乱材料としては、米国大統領選挙、米中貿易摩擦、コロナ再拡大リスク、などありますが、どれも予測不可能です。
未来予測でなく、シグナルに従っていくまでです。
※投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。