レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年12月末基準)
2020年12月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 新興国株 Buy
2 先進国株 Buy
3 日本株 Buy
4 新興国債券 Buy
5 先進国リート Buy
6 先進国債券 Buy
7 日本リート Buy
8 日本債券 Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり新興国株に50%、先進国株に50%配分するポートフォリオを構築します。
今回は、トレードが発生しませんでした。
昨年後半から、新興国株の上位が続いています。下のグラフはeMAXIS Slimの新興国株と先進国株のチャートです(出所:eMAXISウェブサイト)。
米国株に注目が集まった2020年でしたが、過熱感も警戒されています。
一方、新興国株にはそれほどの過熱感はありません。
今後の主役は新興国株になるかもしれません。
ならないかもしれません。
いずれにせよ、シグナルに従っていくまでです。
※投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。