レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2021年4月末基準)
2021年4月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国株 Buy
2 先進国リート Buy
3 新興国株 Buy
4 日本リート Buy
5 日本株 Buy
6 新興国債券 Buy
7 先進国債券 Buy
8 日本債券 Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国株に50%、先進国リートに50%配分するポートフォリオを構築します。
今回は、新興国株を売り、先進国リートを買うトレードが発生しました。
新興国株が一時好調でしたが失速しました。代わりに先進国リートの勢いが増しています。
2000年ITバブル後も、リートが好調でした。同じ現象が起きるとしたら、リートのエントリーポイントとして良い時期かもしれません。
しかし、コロナ変異種が拡大すると、再びオフィスリートや小売リート、ホテル・レジャーリートには逆風となる可能性もあります。
あれこれ考えてもキリがないので、レラティブストレングス投資ではシグナルに従ってトレードするまでです。
※投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資は、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。