レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2022年5月末基準)
2022年5月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国リート Buy
2 先進国株 Buy
3 日本リート Sell
4 日本株 Sell
5 先進国債券 Buy
6 新興国債券 Buy
7 日本債券 Sell
8 新興国株 Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国リートに50%、先進国株に50%配分するポートフォリオを構築します。
前月と同じポートフォリオなので、今回トレードは発生しませんでした。
外国株やリートは、ドルベースではとっくの昔に12か月移動平均を下回っていますが、円ベースでは粘っています。
5月も下落基調で始まりましたが、終盤に上昇しました。
売り方のショートカバーによる一時的な dead cat bounceのような気もします。
さはさりながら、レラティブストレングス投資では愚直にシグナルに従うまでです。
投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資は、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。