市原ブログ

レラティブストレングス投資の月次シグナルなど

レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年8月末基準)

f:id:hiroshi_ichihara:20200416141527j:plain

2020年8月末のシグナルは以下の通りとなりました。

1 新興国株 Buy
2 先進国株 Buy
3 日本株 Buy
4 先進国債券 Buy
5 新興国債券 Sell
6 日本債券 Sell
7 日本リート Sell
8 先進国リート Sell

 

順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。

 

このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり新興国株に50%、先進国債券に50%配分するポートフォリオを構築します。

先月から、50%先進国債券を売却し、先進国株を購入するトレードが発生しました。

 

株式の好調が とまりませんが、現状の見方として次のどちらが正しいのでしょうか。

  1. 2009年から2019年まで10年間上げ続けたような、長期上昇相場のはじまり

  2. 下落反転の直前。相場から逃げる最後のチャンス

 

私は相場予測に基づく投資はしません。「上げても良し、下げても良し」というポートフォリオを維持します。

レラティブストレングス投資の場合、上昇相場が続けば最もモメンタムの強い2資産に投資します。下落が始まれば12か月移動平均のSellシグナルが点灯し、売却します。上げにも下げにも対応できる戦略です。

 

※投資は自己責任でお願いします。

 

※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。

qiita.com

 

※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。

etftrendfollow.seesaa.net

 

※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。

etftrendfollow.seesaa.net