レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2021年12月末基準)
2021年12月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国リート Buy
2 先進国株 Buy
3 日本リート Buy
4 日本株 Buy
5 先進国債券 Buy
6 新興国株 Sell
7 日本債券 Sell
8 新興国債券 Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国ートに50%、先進国株に50%配分するポートフォリオを構築します。
前月と同じポートフォリオなので、今回トレードは発生しませんでした。
2022年の相場については、「2020年、2021年ほど大きくは上昇しない」という予想が大勢のようです。
まあそうだろうなと思います。2020年序盤コロナショック以降の上昇は歴史上例外的なものだったと思います。あんな上昇が永遠に続くわけがありません。
株価バリュエーションは世界的に加熱しており、コロナ変種やインフレ・利上げなどリスク要因には事欠きませんので、大きく下落する局面もありそうです。
レラティブストレングス投資では淡々とシグナルにしたがってトレードするのみです。バイ&ホールド投資では何があってもホールドし続けるのみです。
それぞれの投資哲学を応じた、一貫した投資をぶれずに続けることが大事です。
投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資は、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。