レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年7月末基準)
2020年7月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 新興国株 Buy
2 先進国債券 Buy
3 先進国株 Buy
4 日本債券 Sell
5 新興国債券 Sell
6 日本株 Sell
7 日本リート Sell
8 先進国リート Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり新興国株に50%、先進国債券に50%配分するポートフォリオを構築します。
先月から、50%先進国債券を売却し、新興国株を購入するトレードが発生しました。
米国など先進国株と比べるとさえない動きが続いてきた新興国株ですが、ランク1位となりました。
世界的な金融緩和であふれているお金が、4月以降株式相場を押し上げてきました。
米国株、とくにナスダックはかなりいいところまで上昇してきた感じがします。
先進国株を上げつくしたお金が、これから新興国まで波及していくのか注目です。
※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。