レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年5月末基準)
2020年5月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国債券 Buy
2 日本株 Buy
3 日本債券 Sell
4 先進国株 Sell
5 新興国債券 Sell
6 新興国株 Sell
7 日本リート Sell
8 先進国リート Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国債券に50%、日本株に50%配分するポートフォリオを構築します。
先月から、50%先進国債券を売却し、日本株を購入するトレードが発生しました。
5月は、日本の非常事態宣言解除、日米欧などでの外出規制解除により、経済活動再開への期待から相場が上昇しました。
株式市場は、経済や企業収益の回復を相当先食いしている印象です。 あまりに強い上昇から、セルインメイが警戒されましたが、肩透かしに終わりました。
皆が警戒しているときは株価は上がり続けるものです。そして「株価は上がるもの」と皆が思い始めたときに下落します。
未来予想は不可能なので、今後も愚直にシグナルに従っていくまでです。
※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします。
※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。