市原ブログ

レラティブストレングス投資の月次シグナルなど

レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年4月末基準)

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2020年4月末のシグナルは以下の通りとなりました。


1 先進国債券 Buy
2 日本債券 Sell
3 先進国株 Sell
4 日本株 Sell
5 新興国債券 Sell
6 新興国株 Sell
7 先進国リート Sell
8 日本リート Sell

 

順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。

 

このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国債券に100%配分するポートフォリオを構築します。

先月と同じポートフォリオなので、トレードは発生しませんでした。

 

4月は、ロックダウンの影響で、とてもネガティブな経済指標が相次いだのですが、株式市場は大きく上昇しました。

 

しばらくは悪い経済指標が続くと思われますが、株価が上昇し続けるかが注目点です。経済と株価のまた裂き状態が長続きするとは思えず、どこかで経済が株価に追いつくか、もしくは株価が調整する必要があります。

 

未来予想は不可能なので、今後も愚直にシグナルに従っていくまでです。

 

※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします。

 

※毎月のレラティブストレングス投資シグナル判定をするPython Codeを以下に保存しています(Qiitaに飛びます)。

qiita.com

 

※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。

etftrendfollow.seesaa.net

 

※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。

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