市原ブログ

レラティブストレングス投資の月次シグナルなど

プログラムと無縁の中年男がPythonを勉強して感激したこと

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当ブログではレラティブストレングス投資の月次シグナルを更新していますが、データの取得とエクセルでの計算を、以前はすべて手作業でやっていました。

 

2015年に、松柏楽さんという方が、シグナルを自動判定するエクセルマクロを作成してくださいまいた。そのおかげで手作業から解放されました(参考:旧館ブログ2015年8月記事のコメント欄にそのやり取りがあります。松柏楽さん、その節はありがとうございました!)。

 

しかしその後、エクセルマクロがデータを取得していた(と思われる)ヤフーファイナンスが、ウェブの構造を変えたため、エクセルマクロが機能しなくなってしまいました。手作業に逆戻りです。

 

自分でエクセルマクロを勉強しようと思ったのですが、どうせなら機械学習で有名なPythonを勉強しようと結論しました。

 

そして四苦八苦の後、月次シグナルを自動判定するコードをPythonで書くことができました。コードは下記に保存しています。

qiita.com

 

今回Pythonを学習してみて驚いたのは、エンジニアの方々が、自分のノウハウやコードを惜しげもなく公開しあっているということです。「オープンソースとはこういうコミュニティのことを言うのか!」と感激しました。

 

ハイテク業界の発展が著しいのは、新しい産業だからというのも理由かもしれません。しかし、オープンソースという文化によって、情報や知見をものすごいスピードと規模で交換しあっているからこそ、急速なイノベーションと発展があったのではないかと思います。

 

 

プログラムという分野では、私がオープンソース・コミュニティに貢献できることはないと思います。これからも恩恵を受けるだけなのだろうと思います。

 

しかし、「プログラム+投資」というニッチな分野であれば、何かできるかもしれません。自分にできることを考え行動したいと思います。