レラティブストレングス投資月次シグナル解説(2020年3月末基準)
2020年3月末のシグナルは以下の通りとなりました。
1 先進国債券 Buy
2 日本債券 Sell
3 日本株 Sell
4 新興国債券 Sell
5 先進国株 Sell
6 新興国株 Sell
7 日本リート Sell
8 先進国リート Sell
順位はレラティブストレングスが強い順を示しています。
前月末の価格が12ヶ月移動平均を上回っているものが「Buy」、下回っているものが「Sell」と表示されています。
このシグナルの意味を解説します。レラティブストレングス投資では、移動平均シグナルが「Buy」で、かつレラティブストレングス上位2位の資産、つまり先進国債券に100%配分するポートフォリオを構築します。
今月は日本債券を売って、先進国債券を買うトレードが発生しました。
先月の記事(旧館ブログ)で私はこう書きました。
ここが相場の底かもしれず、ここで株とリートを売るのには抵抗感があります。
しかし、いったんシグナルを無視すると、ポートフォリオとシグナルがバラバラになり収集がつかなくなってしまいます。
何も考えず、シグナルに従ってトレードしていきます。
2月末時点の私の予想、「ここが相場の底かもしれない」は外れ、3月はさらに下落しました。
もし、シグナルを無視して株・リートを持ち続けていたら、大変な事になるところでした。
「システムトレードではシグナルに忠実に従うことが大事」という教訓の大事さを改めて思い知りました。
今後も愚直にシグナルに従っていくまでです。
※くれぐれも、投資は自己責任でお願いします。
※レラティブストレングス投資に辿り着くまでの記事を下記に目次化しています。ご参考になりましたら幸いです(ブログ旧館へ飛びます)。
※RS投資はそもそもは、Mebane Faber氏という、ヘッジファンドのポートフォリオ・マネージャーが発見した投資手法です。Mebane氏のペーパーを下記記事で紹介しています(ブログ旧館へ飛びます)。